私たちのめざす看護

私たちの看護

2015.04.06

私たちの看護 -核医学検査室-

核医学検査は、放射性同意元素(ラジオアイソトープ)を含む医薬品を注射や 内服で投与した後、ガンマカメラという装置を使い画像化しながら臓器の機能や 代謝をみます。主な検査には、脳血流シンチ、負荷心筋シンチ、骨シンチ、ガリ ウムシンチなどがあります。看護師は、患者様が安全に検査が受けられるよう配 慮しながら、放射線安全管理に基づき放射線医薬品の投与を担っています。
当センターでは2013年4月よりPET-CT (Positron Emission Tomography Computed Tomography:通称ペット)という検査が導入されました。この検査はがんの病気 診断や確定診断のための検査です。PETを受ける患者様の中には、「検査の結果が心配です。何も出ないといいけ ど…ドキドキしています。」と不安を訴えられる方がいらっしゃいます。また言葉には出さなくてもそのような気 持ちで検査を受けに来られている方々であることを私達は十分に理解していることが大切です。
検査に来られ終了するまでの限られた時間で、患者様の訴えを傾聴し、検査前のオリエンテーションを通して安 全・安心に検査が行われるように心がけています。短時間の中で、患者様の心情をとらえ、いかに不安と緊張を和 らげるか、私達の態度やコミュニケーション能力が問われるところです。それは何よりも、患者様のご回復を祈 り、思いやりの気持ちを持って接しなければ患者様には伝わりません。 「来た時よりも笑顔で帰れるように」をモットーに努めています。

核医学検査室 看護師

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