新人が語る心に残る看護場面

2019.02.21 急変時の声かけ

80代のAさんは不整脈の治療で救命病棟に入院されていました。私が受け持った日は一般病棟へ転棟する日でしたが、転棟直前に再度、致死的不整脈が出現してしまい再び気管挿管となりました。不整脈が出現したときAさんの意識ははっきりされていて、びっくりしていました。私は挿管介助などの対応に焦ってしまい、Aさんに何の声かけも出来ていませんでした。
翌日、状態が安定し、再び一般病棟へ転棟が決まったAさんを受け持つことになりました。Aさんは私のことを覚えていて「迷惑をかけたわね。あなたがいてくれて良かった。」と言ってくれました。初めは「何のことかな?」と思いましたが、昨日の急変の時の事だと思いました。
急変時のAさんには、大きな不安と恐怖があったのだと改めて感じました。このことを教訓に次回からは処置を行うことだけに気を取られるのではなく、しっかり患者さんに “今、どのような状態でどのようなことが必要なのか”声をかけながら安心してもらえるようにしたいと強く感じました。

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