私たちのめざす看護

私たちの看護

2020.04.09

安全な看護の提供をめざして

第1外来は内科全般の各診療科、感染症科、臨床検査医学、耳鼻咽喉・頭頸部外科で構成されています。スタッフは11名の看護師と15名のドクターズクラークで編成され、1日300~400名前後の患者さんに対応しています。診療の介助はドクターズクラークが行い、看護師は処置室で検査説明や治療入院のオリエンテーション、自己注射指導、点滴、輸血・瀉血、胸水・腹水・骨髄穿刺の介助等行っています。
時には「胸が重苦しい」と来院した患者さんに緊急心臓カテーテル治療が必要になる事や、めまいで来院した患者さんが緊急にペースメーカー埋め込み術に移行することもあります。又、耳鼻咽喉・頭頸部外来では、喉頭浮腫で気道狭窄された状態で搬送され、緊急手術に移行することもあります。そのため内科受付に看護師を配置し先に問診を行い、緊急対応が必要な患者さんは早急に処置が受けられるよう努めています。受付担当の時は、アセスメント能力が求められるため緊張しますが、早急に治療開始され患者さんやご家族の安堵した表情を見ると、私も救われた気持ちになります。
看護師だけでなく、ドクターズクラークも共に「外来で急変患者を発生させない」という気持ちで関わっています。そのために待合室でも体調が悪くなっていないか目を配り、患者さんに声をかけ必要時はベッドで休むよう促しています。私たちの看護の能力が患者さんの安全につながるため、急変対応のシミュレーションを実施するなどスキルアップに取り組んでいます。

第1外来 菅原ちあき

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