私たちのめざす看護

私たちの看護

2026.01.28

多職種とともに支える、寄り添いの看護

D5 病棟は主に泌尿器科、消化器内科の混合病棟です。泌尿器科では前立腺癌や膀胱癌、腎癌などの悪性疾患や尿路結石症、前立腺肥大症など、消化器内科では大腸癌や胃癌などの悪性疾患や胆嚢炎・胆管炎、総胆管結石といった疾患に対して手術や内視鏡治療・処置や化学療法、放射線療法、精査目的で入院される方が多い病棟です。 

 入院されている患者さんは初めて入院される方、長期的に化学療法を経験されている方、今後の生活に向けてウロストミーや胃瘻、高カロリー輸液などの管理の指導が必要な方、終末期の方など多岐にわたります。 疾患や治療・処置、患者さんの状態や状況に応じてのケアや看護を行いますが、患者さんの多くは身体的な症状以外に不安や心配など精神的負担を抱えています。 

 例えば、膀胱癌のため手術で膀胱を全摘しウロストミーを増設した患者さん、ご家族は、術後の痛みがある中で新しく覚えなければならない手技や今後に対しての不安から「こんなの覚えられない」「今後が不安だよ」などと消極的になってしまう方もいらっしゃいます。そのため、私たちは予防的な鎮痛剤の使用の提案や、日頃からの声かけやコミュニケーションから患者さんやご家族の負担を少しでも軽減し、話しやすいと思っていただけるよう信頼関係が構築出来るような関わりを大切にしています。 

 患者指導の際には反応や理解度を確認しながら、段階的かつ自宅での生活がイメージ出来るような説明を心がけ、患者の思いや不安を聞きながら、認定看護師や多職種、退院支援部門との連携し、よりよい自己管理やケアの方法を一緒に考え指導を進めています。 

 私は入職して 3年目になります。自分の経験や知識不足、未熟さを感じることも多くありますが、日々関わる中で笑顔が見られた時や退院される時、患者さんやご家族から前向きな声を掛けていただいた時にはとても嬉しく、看護師としてのやりがいを感じる瞬間です。そして、D5 病棟には日頃から笑顔で優しく温かいスタッフが多くいます。私もそんな先輩方のように温かく、患者さんの思いを大切にし、寄り添った看護を実践できるようこれからも努力していきたいと思います。   

D5 病棟 蓑田 彩夏 

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