私たちのめざす看護
私たちの看護
2026.04.01
患者さんに寄り添うために
D4病棟には脳神経外科、脳神経内科、内分泌内科の患者さんが入院しています。脳梗塞、脳出血、外傷などにより意識障害を来した患者さんや認知症、脳卒中後の患者さんが多いことが特徴です。
D4病棟ではこのような患者さんに対してユマニチュード🄬を活用した「患者さんを尊重する看護」を大切にしています。日々看護を実践していく中で認知症の患者さんとのコミュニケーションには悩むことが多いです。そんな患者さんに対してD4病棟では、ユマニチュード🄬の基本である4つの柱と5つのステップの実践に取り組んでいます。
ある患者さんは、アルツハイマー型認知症で表情が少なくケアに拒否がありました。オムツ交換や食事など私たちがケアに入ろうとすると目つきが変わり攻撃的な発言をされたり、点滴を何度も抜いてしまうことを繰り返していました。そこで4つの柱の中の「見る」「話す」「触れる」を実践し患者さんのペースに合わせてケアを実践しました。ケアを拒否された場合は無理に実施せず、患者さんが自ら実施してくれるのを待ちました。すると徐々に表情が穏やかになり、オムツ交換の際に腰上げの協力をしてくれたり、食事も「自分でやってみるよ」と自ら食べるようになったりと出来ることが増えていきました。日々関わる中で患者さんが自ら実施してくださったことはポジティブな言葉でフィードバックをして関わり方を統一しました。すると認知症により反応が乏しかった患者さんでしたが、「皆さんのおかげですね、ありがとう。」と笑顔を見せてくれるようになりました。最終的にリハビリ病院へと転院が決まり、退院の日は病棟スタッフに見送られながら笑顔で手を振って出発されました。この瞬間はとても嬉しかったです。
この患者さんとの関わりを通してユマニチュード🄬を活用した看護の大切さを実感しました。一人でも多くの患者さんが笑顔になれるように、これからもユマニチュード🄬の技術を看護に活かしていきたいと思います。
D4病棟 岩城奈々
私たちの看護 最近の記事
-
2026.04.01
-
2026.02.07
-
2026.01.28
-
2025.12.23
-
2025.12.10



