私たちのめざす看護

私たちの看護

2009.09.01

ひと夏の思い出

B3東(移植一般外科・皮膚科)病棟では、患者さんとご家族が共に楽しむ「タ 涼み会」を実施しています。花火・金魚すくい・ヨーヨーキャッチ、そしていろ いろな蜜をそえたかき氷に、すいか割りと大盛り上がりでした。(腎疾患で水分 制限のある患者さんも、この日は1皿分だけ医師の許可を得て食べることができ ます)
看護師による盆踊り 「太陽踊り」や、手作りうちわ(希望される患者さんやご家 族には切り絵などを使ったオリジナルのうちわを作ってもらいました)も大好評でした。
「こういう会を開いてくれて、ほんとに嬉しい。告知を受けた時はショックだったけれど・・・今はこうしたちょっ としたことが生きる励みになるよね。本当にありがとう。」
「自分は耳が聞こえにくいから音ではあまり感じることができない。スイカ割りの音は聞こえなかったけど、花火 の煙が風に乗って通り過ぎた一瞬、スイカの香りがスーッと入ってきた。五感で感じ、楽しむことができたよ。」
そんな言葉をいただきながら、病と闘う患者さんやそのご家族がこうした「生きていることの実感や歓び」を感じ られる時間を共に作り、共に過ごすこの催しを更に育んでいきたいと、すでに来年の企画に思いをはせています。

看護主任 盛上

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