私たちのめざす看護

私たちの看護

2011.07.20

核医学検査室ってどんなところ?

《あまり一般的に知られていない検査室なのですが・・・》

放射性同位元素(ラジオアイソトープ)を含む医薬品を注射したり、カプセルを 飲んだり、吸入したりする方法で体内に投与し、ガンマカメラという装置を使い 画像化しながら臓器の機能や代謝を検査します。
この検査に使われる放射性同位元素にはテクネシウム、ガリウム、タリウム、ヨウ素などを用いて検査が行なわれ ます。心臓や骨、脳の血流などの検査が良く行なわれています。
脳血流の検査は認知症の早期発見や治療中の効果判定のため増加の傾向にあります。心臓の検査は狭心症や心筋梗 塞を診断する検査として、とても重要な検査です。また腫瘍系の検査では骨シンチやガリウムシンチなどが代表的 な検査として行われています。定期的に検査を受ける患者様が、毎年元気な笑顔を見せて下さるのがとても嬉しい です。
昨今の情勢より、放射線検査は被ばくが心配という患者様が多くなりましたが、使用する量は極微量で人体に影響 がなく検査における被ばくは心配ありません。
核医学検査室は医療法、放射線障害防止法やその他の法律により安全に検査が行なわれ、教育指導を受けたスタッ フが業務しており患者さんの安全を守り、不安なく検査が受けられるよう日々努力しております。

荒川

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