私たちのめざす看護

2015.05.21

乳腺カンファレンス~患者にとってのBestを考える~

私は、乳がん看護認定看護師の資格を取得し7年目となります。現在は、外来 で乳がん看護に携わっています。日々のケアの充実を図るため、他のスタッフと 業務改善に取り組んだり、勉強会を開催したりしていますが、患者さんの情報共 有や業務内容の確認を行う為に、毎月1回、乳腺科の外来で「乳腺カンファレン ス」を主催しています。 乳腺カンファレンスは、乳腺科の医師と第4外来のNS、薬剤師で毎月第1水曜 日の17時から実施することにしています。
カンファレンスの内容としては、患者の治療方針の確認や患者の症状に合わせて、今後注意していかなければな らない対応について打ち合わせたり、業務の確認や改善について、1時間ほど話し合いを行っています。看護師と 医師とでは、患者をみている視点が違うことがあるので、意見が違い、議論が白熱する場面もあるのですが、最終 的には「患者にとってBestは何か?」に落ち着きます。
乳腺科の医師も他の看護師も、多忙な中、時間をつくって参加し、とても充実したカンファレンスが毎回実施で きています。乳腺科で診療を受けているすべての患者に対して検討を行うことは困難ですが、今後もスタッフそれ ぞれの視点で感じていることについて、色々な視点で意見交換し、より良い治療、ケア提供を行えるよう頑張って いきたいと思います。いつも参加してくれる、乳腺科の医師、第4外来のNS、薬剤師さんに感謝です! 2015年5月 吉日

乳がん看護認定看護師 満松 恵