私たちのめざす看護

私たちの看護

2016.05.16

呼吸を整え いきいきと過ごす

私は、2012年より慢性呼吸器疾患看護認定看護師として活動しています。 2015年6月より、慢性呼吸器疾患の患者さん(主にCOPD:慢性閉塞性肺疾 患)を対象に、医師・看護師・理学療法士・薬剤師・管理栄養士がチームになっ て「動く時の息切れを減らす」「痰を出す」「栄養を取るコツがわかる」「使っ ている薬について相談する」「生活のポイントや工夫について学ぶ」など呼吸器の病気と付き合っていく要素を取 り入れた「呼吸リハビリテーション 教育入院」というプログラムを開始しました。
慢性呼吸器疾患の患者さんは、動くことで息が切れるため「苦しいから動きたくない」という負の連鎖になって しまうことがあります。このプログラムでは、自分の病気や症状の観察方法について学んだり息苦しくならないよ うな動き方を学んだりします。多職種で構成するチームは、患者さんについてそれぞれの職種から診た情報を統合 し、患者さんにあったアプローチ方法について話し合っています。そのため、患者さんは安心してリハビリテーシ ョンや学習に取り組むことができると思います。また退院した後も外来でサポートを継続している部門もあるた め、退院した患者さんについても、患者さんをサポートできるように話し合っています。患者さんからは、「身体 を動かすきかっけになって良かった」「仕事で息が切れなくなった」など感想を頂いています。入院した時は不安 で硬い表情をしていた患者さんが、だんだん表情が明るくなっていき、退院する時には「家でも続けていきます」 と笑顔になっている姿もありました。
患者さんが、「呼吸を整えいきいきと過ごしていけるように」私は患者さんの身近な存在として、多職種と調 整しチーム一丸となって患者さんをサポートしていけるよう取り組んでいます。

慢性呼吸器疾患看護認定看護師小林 望

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