私たちのめざす看護

私たちの看護

2022.09.29

混合病棟としての強み~周産期から小児期までの継続看護~

A4西病棟は、小児科・産科・婦人科の混合病棟です。周産期をはじめ新生児期から小児期まで幅広く看護をおこなうことができるのが特徴です。また、小児科外来と産科・婦人科外来も病棟スタッフが担当しているため、入院から退院・その後の外来フォローまで同じ看護師が継続的に患者さんと関わることができます。

小児科では、在宅で医療的ケア(経管栄養や呼吸管理など)の必要な患児も入院してきます。その場合、医師や薬剤師、栄養士、臨床工学士と共に、それぞれの患児の病状改善と成長発達にあった医療・看護ケアを提供し、家庭でケアが継続できるように家族指導しています。また、医療的ケアが必要な小児の家族の一時的な外出や休息をサポートするために在宅療養調整入院も行っています。

産科では、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症といったハイリスクの妊婦さんの受け入れも行っています。これから出産・育児を迎える妊婦さんとご家族の方は、大きな希望とともに多くの不安を抱えていると思います。その不安を少しでも緩和するために、助産師が主体となって行う助産外来を行っています。助産師と超音波でお腹の赤ちゃんをゆっくりと見ながら妊娠中の不安な気持ちを話すことやバースプランを共有することで、希望に添った出産や育児ができるように支援しています。分娩は、一般的に分娩台で上向きでのお産をイメージされると思いますが、側臥位で出産するフリースタイル分娩も行っています。

また、出産後の方を対象に、母乳や授乳・育児等に関する相談やケアを行うマミーケア外来を実施し、安心して楽しく育児ができるように支援しています。

 

A4病棟 看護師 境千晶

私たちの看護 最近の記事