私たちのめざす看護

私たちの看護

2025.03.31

患者さんに寄り添い、安心できる看護を目指して

B2西病棟は循環器内科と心臓血管外科が中心の病棟です。循環器内科では、心筋梗塞や狭心症、心不全の疾患に対して、心臓カテーテル検査・治療、内服治療、左心耳閉鎖術(WATCHAMAN)等を行っています。心臓血管外科では狭心症、弁膜症、大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症、大動脈解離、動脈瘤破裂の疾患に対して開心術、大動脈ステントグラフト内挿術(TEVAR/EVAR)、小切開低侵襲心臓手術(NICS)等を行っています。

疾患の要因として生活習慣が大きくかかわるため、日常生活指導が重要になってきます。退院後の食生活や運動、薬は自分で管理できるのかなど入院中から患者さんの生活に合わせた指導が必要になります。私たち看護師は患者さんの病気に対する考えや思い、そして患者さんを取り巻く環境などを把握し、多職種と連携を取りながら患者さんの個別性を考えた指導を行っています。また、患者さんの多くは、生命に関わる治療を行っていますので、医師と患者さんの状態や問題点について日々、話し合いを行っています。医師だけでなく退院支援看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士等、様々な職種と定期的にチーム医療カンファレンスを行っています。

そしてB2西病棟のもうひとつの特色として急性期から慢性期の患者さんが入院される点です。例えば、循環器内科で入院し、外科的治療が必要になった場合、入院を継続したまま心臓血管外科へ転科し、手術を受ける場合があります。そのため、術前から退院するまで日々患者さんのケアを行います。患者さんの術前管理と並行して自宅での生活状況など把握、必要に応じて多職種と連携しながら指導内容を計画します。指導を行った後の患者さんの受け止めや手術後のADL状況をみて、指導内容を追加・修正を行い、患者さん自身が主体的に取り組めるように関わっています。

先日、独居の高齢患者さんが心不全の悪化で入院されました。「薬の飲み忘れが多くなっちゃうから」と話されていたため、薬剤師と話し合い、タペストリーを使用して内服管理ができるように練習を行いました。また家族の協力依頼や指導、必要な社会資源の導入などを行い、「看護師さんと一緒に練習できたから、これからは一人でもできそうです」と話され、退院までに内服管理ができるようになりました。

今後も多職種カンファレンスをより活発に行い、患者さんや家族の方が八王子医療センターに入院して良かったと思って頂けることを目標に、患者さんに寄り添い、安心できる看護を目指していきたいと思っています。

B2西病棟 内田孝一

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