新人が語る心に残る看護場面

2023.03.28 患者さんの優しさにふれて

私は独り立ちをしてから、日々の業務量の多さや周りの人との仕事のスキルの違いに悩んでいました。そんな中、末期がんであり貧血のために緊急入院となり、輸血をするAさんを受け持ちました。Aさんも輸血は初めてでしたが私自身も輸血の介助は初めてでした。そのため、プリセプターの先輩に教えてもらいながら投与をしていました。この行為は輸血が初めてである患者さんにとっては、とても不安だったと思います。しかし、Aさんは輸血投与中に笑顔で「新人さん?私も輸血は初めてだけど勉強熱心なあなたにみてもらえて良かった。ありがとうね。」と言ってくださいました。この言葉に私は自然と涙が出てきました。患者さんも一緒に泣きながら「大変な仕事だけど、私と一緒に経験できることはやりましよう。」と言ってくださりました。その後もAさんは、初めてやる事はないかなど色々聞いてくださり、私の学びになるようなことを進んで取り組ませてくれました。この時、患者さんの優しさに触れ看護師になってよかったと強く思いました。自分の不安そうな顔や動作は、患者さんに伝わってしまうということも学びになりました。今後は患者さんに優しさを与えられるような看護師になり、患者さんからもこの人で良かったと思ってもらえるようになりたいと思いました。

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